■■<After.:施工後のSOHOで働く施主とペットが24時間共生し、ペットも快適に感じる空間>■■ |
■Before.:施工前のリビング。 |
■After.:施工後のリビング。 ソファとピアノの上の空間がデッドスペースでしたので収納を設けて床に散らばっているものを収納できるように成りました。 |
■Before.:施工前の和室。 |
■After.:施工後の元和室。 押入れだったところがちょうどベッドのアルコーブになっていて落ち着いて寝られる空間に成りました。 |
■■<念願の有名建築家ル・コルビジェ先生のソファを導入しました!>■■ 有名な建築家先生の作品なのでお値段がすごいです。一人掛け約40万円。二人掛け約70万円でした。 イタリア製の皮の品質などでグレード(お値段)が変わります。 |
■■ローコストなのにデザイナーズ住宅<宙に浮くSOHOボックス>■■ SOHOのデスクの裏側で本棚なのですが、空中に浮いています。そして天井も大きく空いています。 ベッドを視線から隠しながら空間を区切らない工夫の結果です。 リズミカルに空いた開口から光が漏れ、宙に浮いている棚の下も光が明るく輝きます。これによってより閉鎖感を軽減できます。 そしてリズミカルに空いた開口のデザインがローコストでミニマムな、一見デザインの入る隙のない空間にデザイナーズなエッセンスを与えてくれます。 実は、この明かりだけでダウンライト無しでも関節光となって夜も柔らかく明るいです。 裏側のSOHOデスク空間も、このBOX状の構造物に小さなタスクライトを二つつけているので、ダウンライトをつけなくても仕事ができるほど明るいです。 |
■■<ライティング>:照明計画もデザイナーズ住宅に変身!!■■ 既存の部屋は蛍光灯の天井付けライトでカッコが悪いし、天井がすっきりしませんでした。 そこでLEDのダウンライトにして、天井面をすっきり平面にしました。 この最新のLEDダウンライトは調光・調色機能がついています。 日常での夜の空間は落ち着いた電球色のオレンジの温かな明かりでコンフォートな癒し空間を照明で演出できます。 そして、読書や、何か細かい作業が必要な時には、白く明るい光で高齢者にも居心地が良く、機能性のある空間を創造します。 |
■■<小物でローコスト変身>:ブックシェルフでちょっとおしゃれに!!■■ SOHOボックスの側面にちょっとした気遣いでブックシェルフを付けました。白い部屋におしゃれな雑誌のいろどりがアクセントになりました。 この最新のLEDダウンライトは調光・調色機能がついています。 日常での夜の空間は落ち着いた電球色のオレンジの温かな明かりでコンフォートな癒し空間を照明で演出できます。 そして、読書や、何か細かい作業が必要な時には、白く明るい光で高齢者にも居心地が良く、機能性のある空間を創造します。 |
■■デザイン設計施工工程■■ まず、コンセプトを考えます。 今回は【SOHO.形式で働く施主とペットが24時間一緒に居られて、ペットも快適に感じる空間創り】がコンセプトです。 第一案のエスキーススケッチをサラッと描きます。 初めは、玄関(絵の右側)から南のリビング(絵の左側)まで一室にして ドッグランの面積を最大にしようと計画。 既存キッチンがマンガ平面図で見ると縦に向いていて 空間を切断していますね。これを横に向きを変えてなおかつ再利用でコストダウンを狙います。 そして、キッチンの奥行に合わせて壁収納を端から端まで創ってキッチンも隠れるように計画。 最高の案だぞっと思いましたが、コストが予算の倍かかることがわかりました。 その結果コンセプトの【SOHO.形式で働く施主とペットが24時間共生し、ペットも快適に感じる空間創り】だけを守り、そのほかをすべてそぎ落していきます。その結果が次です。 |
■既存プランとリフォーム(リノベーション)プラン図■ 最終案です。 施工面積を下げながら【SOHO.形式で働く施主とペットが24時間共生し、ペットも快適に感じる空間創り】 を守りながら最高の暮らし空間を計画しました。コストも予算以内です。 これで私で選んだ工務店さんと契約。 話が中断しますが、工務店選びは工務店の技量を見極める目が必要です。 私自身昔に一番安い工務店さんと契約を施主さんにしていただき結局工事がずさんで、 痛い目にあった経験があります。今これをご覧の皆さんは心配されなくて大丈夫です。 そういった、なんとなく怪しいな、という工務店は初めから弾いて3社ほど見積り提案します。 |
■変わりました!■ これでみんな一緒になるはず! |
■施工前準備期間の打ち合わせ■ 契約後でも柳田繁穂一級建築士事務所の私はどんどんアイデアが変わっていきます。 【SOHO.形式で働く施主とペットが24時間共生し、ペットも快適に感じる空間創り】 を守りながら新しい提案を工務店さんにお伺いをたてて、契約金内で施工してもらえるか相談します。 このスケッチがパッとひらめいた部分で今回取り入れた計画です。 これは旧和室とリビングの間に新たに作る。高さ1700mmの棚とSOHO.の仕事テーブルです。 初めは床から単に仕切っていただけでしたが、それではせっかく合体した空間に間が差します。 かといって、何も目隠しがないと、来客時に、ベッドが丸見えになってしまいます。 そこで、この箱状の物体を空中に浮かすことにしました。 そして下部に間接LED照明を仕込みデザインの一つの見せ場とします。 |
■解 体 工 事■ 工事が始まるまで、ちょっとでも気になったら報告、連絡、相談のホウレンソウを工務店さんと繰り返します。 それを怠ると、意外と、そんなはずじゃなかった。とか、聞いてませんでした。ということに 陥ります。お互いWINWINな関係になるためのコミュニケーションです。 |
天井を少し壊して床も旧鵜和室とリビングの間のふすまの敷居を壊します。 これで先ほど述べた「実際の寸法」を高さ方向だけまず取るのです。 今回早急に天井高さを決めたのは、家具が床から天井までぴったりとした壁面収納になっていて、解体工事と同時進行でその部分を家具屋さんが作成できるからです。 結構図面と違っていました。 |
■解 体 完 了■ 旧和室とリビングが空間としてつながりました。 この時点ですでに”広い!”・”明るい!”です。 奥に見える黄色い壁は、断熱材です。 既存のマンションには無かったものです。これで住宅熱効率が上がります。この後さらに黒いシート状の防音材も張り付けた下地を作ります。その理由は、壁の横にベッドを置くからです。 静かに眠りたいですからね。 |
■壁 下 地 工 事■ いよいよ図面に合わせて形を作っていきます。 図面上と違っていた現場の寸法を踏まえて水平・垂直をきちっと出して施工していきます。 この段階ではもう施工精度はmm単位です。 下地を作る際に、ボテ梁(私たちが呼んでいる呼称)と呼ばれる配管などが通っているだけで実は構造上関係ない梁があります。 今回は実際の構造梁の廻りに下地+壁クロス貼りが施工されていて 5cm程度の余計な寸法が有ったので、それを撤去して、ちょっとでも部屋を広く+収納力を大きくしました。 |
■天井下地工事■ 天井をダウンライトを仕込むことを考慮に入れた天井裏空間を取って作っていきます。 LEDダウンライトは昔のダウンライトより高さが低いので、天井裏ふところが小さくてすむので 結果、天井高さが高くなります。 精度に気を付けて水平にまっすぐ創ります。そこが新築より難しい点です。 |
■床下地工事■ 既存の床を壊してみて、和室とリビングとの段差がある点を考慮に入れて すべて水平になるように床下地を調整して作ります。 写真の黒い部分は遮音材です。これでマンションの床遮音等級を既存より上位で静かに成ります。。 この後反対側にも貼ります。 水平の精度がきれいです。さすが職人さん! |
■解 体 終 了■ これで、二つの細かな空間が、一つの大空間に繋がりました。 これ以後は内緒の特殊な工事をしてますので、上記の完成写真でお楽しみをください。 |
■最後にわんこ■ わんこもおうちでぐっすりねんねです。 -------お わ り 。-------- |
|
| Works(作品集)一覧へ | | この物件に対するお問合せはこちらまで。 | |